すでに2月も中盤にさしかかるころですが、「また福袋ネタかよー」なんて言わずにおつきあいくださいませ^^;
ボクが悪いんじゃないんです。
こんな記事をこんな時期にリリースしてきた東洋経済新報社が悪いんですw
この記事によると、
福袋は3つの特徴をもっているとのことで、
「まとめ売り」、「値段の安さ」、で、最後が「不確実性」。
特に最後の「不確実性」というものが最大の特徴。
ってそんなのみんなわかっとりますがな^^;
で、実は福袋の売り方は学問的に考えると非合理的なんだそうです。
少し引用させていただくと。
たとえば消費者が二人いて、どちらも商品Aには8000円の価値、商品Bには2000円の価値があると考えているとしよう。いま、二つの商品をそのまま、つまり何が得られるかを明らかにして販売すると、売り手は8000円+2000円で1万円を手にすることができる。
では、福袋のように中身がどちらかわからない形で、二つ並べて売りに出した場合には、いったい何が起こるだろうか?
個々の消費者から見ると、これは半々の確率でどちらかの商品をゲットできるようなクジ、と考えられる。このとき、リスク回避的な消費者は「商品AとBの平均価値(期待値ともいう)」である5000円よりも少ない金額しかこのクジには払わない。
すると、クジを引いた二人分の支払額を合計しても1万円に満たないため、売り手は損をしてしまう。結局、普通に販売するほうが儲かるのである。リスキーな商品にあまりお金を払いたくない、というのは直感的にも納得がいく・・・
という心理が働くのだそうです。
通常販売売上-クジ販売売上=リスクプレミアム
このリスクプレミアムの分だけ売り手は損してしまうので、福袋は不合理であると解説されてます。
では、なぜ福袋が販売されているかと言えば、このリスクプレミアムを上回るメリットがあるはずだが学問的には解明されていないんだそうです。
強いて言えば「在庫整理」だそうで。
あー、ですよねー^^;
在庫整理ですかー。
やっぱり福袋に夢を求めてはいけないんですかねー?( ̄- ̄;)
コメント
はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいてます。
記事の独特な世界観などすごく勉強になっています。
また遊びに来くるのでこれからもよろしくお願いします。
ありがとうございます。
ぜひ、また見に来てくださいね^^