日本のジーンズメーカー、ボブソンが経営破綻した後、
いろいろな意見が飛び交っていますが、
その再建に関しても、いろいろな意見があるようでして・・・
マーケティング事務所取締役社長の金森努さんが、
東洋経済オンラインに書いた、
「ジーンズの「ボブソン」はいかに再生すべきか?」によると、
ボブソンの代表取締役であり、投資会社のマイルストーンターンアラウンドマネジメントの社長の早瀬恵三さんは、「総合パンツメーカーとして生き残る道はある」と語っている。
としています。
これに対し、金森さんは、
「にわか総合メーカー」では、その時々の流行をとらえることは荷が重いのではないか?それならむしろ、高付加価値・高収益な展開を目指すなら、「パターンオーダージーンズ」というのはありえないか。
と言っています。
また、これらに対し、
繊維産業ブログを書かれている南充浩さんは、
「パターンオーダーではボブソンは再建できない」の中で、
「パターンオーダージーンズ」路線では売り上げ規模が小さく、売上を10億円前後を目指すならありえるだろうが、それ以上の大規模売上高を目指すなら「ありえない」と断言できる。
としていて、
そして、
ボブソンが一定規模以上の再建を目指すなら、一気にトータルアイテム(総合パンツメーカーではなく)化し直営店を増やすか、大手SPAブランドや大手セレクトショップの下請け生産を手掛ける工場になるかのどちらかしかないと思う。
との意見を語っています。
以上のように、ボブソンの再建に対して、
いろいろな方の意見が飛び交っているようですが、
素人で一個人一消費者のボクの意見を率直に述べさせていただくと、
ボブソン社長の早瀬さんに対しては、
ボブソンは総合パンツメーカーになりたいのか?
それになることはボブソンとして生きて行くことになるのか?
金森さんに対しては、
わざわざジーンズをパターンオーダーで作ってもらいたいか?
ボク的にはシュリンクトゥフィットこそ最高のパターンオーダーだと思います。
こういうのは、マニア的発言だということは分かっていますが、
マニアでないとジーンズのパターンオーダーには興味を示さないとも思います。
話はそれますが、昔ウエアハウスがやっていたセミオーダー。あれはよかったな・・・(*´Д`*)
南さんに対しては、
トータルアイテム化というのはリーバイスになれと言っているのでしょうか?ブランド力が違うと思います。
また、大手の下請けということでは「ボブソンブランド」の再建ではないとも思います。
と、以上稚拙な見解を述べさせていただきましたが、
反論だけでは良くないと思いますので、
ボク的な再建案を述べさせていただきますと、
「ボブソン=日本のジーンズ」というブランドを生かし、
海外進出する
というのはいかがでしょうか^^
日本のジーンズというブランドは海外においてより有効だと思うのですが。
まあ、ド素人の考えることですのでご了承くださいw
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