待ちに待った写真集「THE 501R XX A COLLECTION OF VINTAGE JEANS」が発売されました。この発売を記念しこの本の監修者によるトークショーが開催されました。

開催された場所は「代官山蔦谷書店」のイベントブース。

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参加できなかった方も多いかと思いますのでその模様を綴りたいと思います。
トークショーでお話しいただいたのは、写真集「THE 501XX」の監修者、藤原裕氏(ベルベルジン)、川又直樹氏(スマイリー)のお二人です。

写真集に掲載されている51本のジーンズの中から、実際に4本のジーンズを持ち寄られ、その時代におけるディテールや時代背景、ユニークな部分などお話しをいただくとともに、写真集での制作秘話まで、たっぷり聞かせていただきました。

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上の写真のジーンズは、右から1900年初頭のモデル、1936年モデル、1937年モデルデッドストック、1940年代中期グリーンスタンプモデル。

1900年初頭モデルのジーンズは、リアルで作業着。なのでこの年代のジーンズが見つかる場所も炭鉱などからが多いとか。そして、見つかったジーンズのほとんどの生地にロウソクの垂れ跡があるとのこと。なぜなら、ロウソクをポケットに突っこんで作業していたからだそうです。このジーンズにも確かにありました。(#2←写真集中のナンバーです)

1936年モデルは、サスペンダーボタンとベルトループと赤タブが付いているモデル。1936年9月にリーバイスのアイコンとして赤タブが登場します。そして、1937年にはサスペンダーボタンがなくなります。つまりわずか1年弱しか生産されなかったモデルということ。希少性が高いモデルです。(#11)

1937年モデルデッドストック。デッドストック!およそ80年前のものがデッドストックで残っているってすごくないですか!?その価格350万円。この4本のジーンズの中で一番お高いジーンズ。このジーンズのギャランティーチケットから、1937年モデルの最終期のモデル、この後大戦モデルへと突入する直前のモデル、ということが読み取れるそうです。(#16)

1940年代中期グリーンスタンプモデル。革パッチにスタンプされている「501XX」の文字が黒ではなくグリーンのモデル。いろいろな説があるそうですが、黒いインクの中の赤成分が飛んでグリーンに変色したのではないか。とのこと。ユニークなモデルです。(#29)

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藤原氏、川又氏、それぞれおすすめのジーンズ・モデルは?という質問では、藤原氏「1940年中期モデルが色が濃く好き。ビンテージでも穿き込みたい。」、川又氏「手に取って好きになったジーンズがおすすめのジーンズ。ビンテージは自分が穿くのはその歴史的価値を失わせてしまうので穿かない。」と、両者それぞれの意見が面白かったです^^

と、その他にもいろんな話をたっぷり2時間いただいて終了。

お話しいただいた藤原氏、川又氏、またこの会を企画してくださった方々、会が終わった後いろいろ教えて下さった三浦さん、本当にありがとうございました。大満足の2時間でした。

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帰り道、桜も満開。


写真集とおまけノート。

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写真集の中にでてくる51本のジーンズは、サイズを30〜36インチのものにこだわったそうで、それは見た目にバランスのよい、いわゆるカッコイイジーンズに限定したそうです。

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ハードカバーの表紙は立体加工。デニム生地の様なザラ感があって凝ってます。

藤原氏がおっしゃってましたが、「この本をつまみにお酒がのめます。」


同感です(笑)




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