5/2、ボブソンの経営破綻のニュースが流れました。

ジーンズのボブソン、民事再生法を申請
震災で注文減、負債総額7億円

日本経済新聞

ボブソンも経営破綻( ̄- ̄;)

日本のジーンズ史をかざったメーカーが倒産するのは、
寂しいものがあります。

とはいっても、
実は、現ボブソンは2009年に設立されたものだというのはご存知でしたか?ボクも今回調べて知ったわけなんですが^^;

旧ボブソンは1948年に岡山県岡山市で創業された老舗のジーンズメーカーで、「BOBSON」ブランドとして業績をあげていき、また、04ジーンズといった生地にレーヨンを混ぜたジーンズを販売し、そのゴワツキ感のないジーンズで新しい価値観をつくりあげた会社。

一時期は売上高128億円を計上してましたが、その後、ユニクロなどのファストファッションに押され、業績も不振に・・・
そこで、旧ボブソンは2009年、経営コンサル業のマイルストーンターンアラウンドマネジメント(MTM)に、「BOBSON」ブランドを譲渡したそうです。

しかしながら、その譲渡されたという現ボブソン、わずか1年半で経営破綻というのもすごい話です(; ̄Д ̄)

譲渡後のボブソンは、ブランドイメージの再構築を図るとともに採算性を重視し、得意先の選別や百貨店への卸を強化するなど高付加価値商品の提供に注力していたとのことですが、業績は上向かず資金繰りが悪化し破綻ということで・・・。

譲渡先のMTMは経営コンサルが本業なのに、コンサルティング及ばず・・・ということでしょうか。
それほどファストファッションの波が大きなものなのか( ̄- ̄;)

さて、では、旧ボブソンは今・・・

現在は「(株)ピーチフォート」として、ライセンスブランド 「オシュコシュビゴッシュ」などの子供カジュアル商品の販売を行っているようです^^
社長も「尾崎和夫」氏で、「にっぽんのジーンズ」(書籍)などでよく見かけるお名前。お元気そうでよかった^^
今後も頑張っていただきたいです。

民事再生法を申請した現ボブソンも「新たな支援会社探しはせず自主再建を目指す」としているそうです。こちらも頑張っていただきたい!


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