ゼロからジーンズを穿いてみませんか?
ゼロからジーンズを穿く。
なにも施されていない“生”の状態からジーンズを穿き込むことです。
いったいなんぞや?と、ハテナの浮かんだ方もいることでしょう。
生の状態とは、防縮加工もウォッシュもされていない生地を使用したジーンズ(リジッドジーンズ)のことです。
マニアの方にとっては当たり前のことになってしまっているかもしれません。
裏を返せば、生のデニム(リジッドジーンズ)から穿き込むのはマニアの第一歩?(笑)
さて、リジッドジーンズを穿くにあたり、3つの注意点があります。
それは、1.選ぶ、2.フィット、3.穿く&洗う、です。
どんな注意点なのかみていきましょう。
1.選ぶ
リジッドジーンズは生のデニムを使用しています。
生のデニムは、なんと、洗うと縮みます!
その縮み具合たるや、なかなかのもの。
縮む割合(縮率)が10%の生地もあるんです。100㎝が90㎝になる。普通の感覚じゃこんなのありえませんよね^^; 不良品といわれてもおかしくありません。
つまり、それをみこしてジーンズのサイズを選ばなければいけないわけです。
ですから、サイズ選びは慎重に。
ウォッシュサンプルを試着するのが一番です。ていうか、これ以外ありえません。
是が非でもサンプルを穿いてみましょう。
・・・え?縮む生地なんてめんどくさい?
確かにめんどくさいんですがいいこともあります。
縮んだ生地は穿いているうちに伸び体型にフィット(シュリンクトゥフィット)します。人それぞれにフィットしてくれるわけです。まるで“オーダーメイド”というわけで、ちょっと惹かれませんか?^^
では、フィットについてみていきましょう。
2.フィット
無事リジッドジーンズを選ぶことができました。
次に、ジーンズを縮ませ体型にフィットさせなければなりません。裾上げも含めて。
まずはリジッドジーンズについている糊を落とさなければなりません。
糊落としの方法はいろいろありますが、自分流で言えば・・・
お湯に一晩漬け込み、洗濯機で洗い、乾燥機で乾燥させる。
これだけです。
ここでの注意点は「単品洗い」すること。
なぜならリジッドジーンズのインディゴで他のものが染まってしまうからです。
上の画像は、ジーンズをお湯に漬け込んだ後に出てきたデニム汁。
これが他の衣類に付くことを想像すると・・・こわこわ。
洗った後の洗濯機も要チェックです。インディゴが残っているかもしれません。
乾燥は、コインランドリーの乾燥機でギュッ!っと縮めてくださいパワーが違います。こうすることで、体型にフィットするジーンズになるわけです。
次に、裾上げです。乾燥での縮みがあまいと丈も狂いますので注意。そして裾上げは是非とも「チェーンステッチ」でお願いするといずれイイ感じの色落ちが楽しめます。
3.穿く&洗う
裾上げできたら、後は穿くのみ。
穿けば色落ちもします。色落ちさせたくないという方も多いと思いますが、色落ちはジーンズの宿命です。むしろ、そのエイジングを楽しみましょう!^^
いちおう、塩水につけると色落ち防止になるという情報もあるようですが、真偽の程はさだかではありません。
穿いた後は適度に洗いましょう(2週~4週に1回くらい?)、しばらくは単品洗いで。
洗わないと生地が腐ります。
最近、リーバイスが「ジーンズは洗わない」なんて言い出しましたが、きっとジーンズを早く腐らせて新しいジーンズを買わせる戦法に違いありませんよ(ド偏見?w)
まとめ
ひとまず、こんな感じでジーンズを穿き込んでみましょう。そのうちエイジングしたジーンズの虜になっている自分に気付くはず!?
ジーンズをゼロから穿くと愛着がわきますよ^^
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コメント
地方では残念ながら今やハードル高いっす。ユニクロやネットに駆逐されて501売ってるようなジーンズショップも結構遠出しないとないもの‥
めんどくせえ ワンウォッシュのもので十分
リジットデニムを買おうか迷ってたところでした。参考になりました。
傷みが早くても望みの色落ち優先させるのがマニアでしょ
高い値段のヴィンテージなんて半分腐ってるようなものなんだから
さぼさん
参考になってよかったです^^
ラデックさん
入門編ですから^^
洗わないって言ってる人ー!
においで他人に迷惑かけない程度に洗おうね。
生地傷むのは自由だけど、くさいのは勘弁。
これからの季節は特にね!