こだわりジーンズ、生デニムの3大儀式「糊落とし」「乾燥」「裾上げ」の儀式(大げさw)。
今回は「乾燥」です。

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「乾燥」の目的は、糊をおとした生デニムを乾燥によりガッツリ縮めること。
生デニムは10%程度縮みます(個体差あり)からね。

ここで極限まで縮めないで穿き出ししてしまうと、穿いているうちに丈がつんつるてんになってしまう罠がひそんでいるのです(´Д` )
「乾燥」というと乾かすだけ。なわけですが、その方法はいろいろあり、そしてそれぞれ特徴があります。

  • 自然乾燥
  • →天日干し・・・一般的。紫外線による色あせが少々気になる。
    →部屋干し・・・カラッといきませんので、生デニムをガッツリ縮めるのには不向き。

  • 機械乾燥
  • →家庭用乾燥機・・・乾燥機の槽が小さく変なアタリがつきやすい。火力も弱い。極限まで縮められるかというと少々不安。
    →コインランドリー乾燥機・・・火力が強く、生デニムを縮めるのにもってこい。コスト高がたまにきず

ざっとこんな感じです。
生デニムを縮めるという点においては
コインランドリー乾燥機>家庭用乾燥機>天日干し>部屋干し
な感じ。

ということでせっかくのこだわりジーンズですからコストは高いけどコインランドリー乾燥機がおすすめです^^


さあ、いざ乾燥機へ!

それでは、前回洗濯したジーンズを持ってコインランドリーに向かいます。

乾燥機に入れる前の準備として、
洗濯でしわくちゃになったジーンズを軽くのばします。
そのまま入れると乾燥後、しわっしわになっちゃいますので。
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そして乾燥機に放りこみます。いっしょに乾いたバスタオルを入れておくと乾燥効率が上がります。
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それではコイン投入、乾燥スタート!
グオングオン。
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あとは40分ほどぼーーーっとしていましょう。
ボクはその場を離れません。昔はこだわりジーンズ盗難事件なんてものがありました。
ショックですよね2万5千円もするジーンズが目を離したスキに盗まれてしまうなんて・・・今でもあるのかな?レプリカジーンズ大流行の頃の話です。あーなつかし。

40分後・・・

さあ、「乾燥の儀」が完了です。
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カラッカラになりました^^

この乾燥によって、
ウエスト84cm→78cm
股下88cm→82cm
裾幅40cm→37cm

7%強縮ませることができましたヽ(´ー`)ノ


さて、残すは「裾上げの儀」ですね。こちらはまた後日紹介いたします!^^


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